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もし今死んだら

道端を自転車で走っていたら、数台の消防車のけたたましいサイレンが鳴り響き走り去っていきました。
いつもの平穏な昼下がりの光景から一変、あっという間の出来事でしたが、もし今火事や事故、震災などで自分のいのちが絶えてしまったら、、と考えました。
その日は朝ごはんの時に息子がうろうろ動き回ってお皿をひっくり返してしまったのを引き金に、ぷっつん糸が切れてしまい、愛想悪く接してしまっていた折でした。
もし今死んだら、、私は息子に愛していることを伝えられないで死んでしまっていた、、と思うとゾッとしました。
いまこんなふうに、生きていることは有難いこと、愛していることを、いろいろな感情でややこしくしないで、私のいのちが生きている間注げるだけの愛を注いでやりたい、と思ったのでした。